top of page

​頭痛

見かた治しかた

頭痛

頭痛の原因は本当に様々だと思いますが、最初は頭のどのあたりに痛みが起こるのかをお聞きします。

痛みを感じるのは神経ですので神経にかかる無理な圧迫やねじれが取り除かれるのが目標です。

場所が確認できましたら、施術に入るわけですが、仰向けに横になっていただいて頭の下に手のひら、手の指先は頭と首の間に置かせていただきます。

頭のどのあたりに神経に負担のかかるところがあるのか確認出来ましたら、そこを調整します。

原因が頭の中だけならそれで終了です。

頭は首を通してからだ全体と繋がっているので、頭以外の所にも原因がある場合、原因の場所が見つけられたらそこを調整します。

頭と首の間に指先を置くと見つけやすいのでそうさせていただいてます。

施術のあいだはただ横になっていただくだけで施術による痛みはありません。

改善事例

頭痛薬が手放せない

あたまの骨の内側にある脳硬膜(のうこうまく)が、腰にある繊維組織に引っ張られているのがわかりましたので、調整しました。

腰には椎骨(ついこつ)と椎骨のあいだに椎間板(ついかんばん)というゼリー状のクッション材があります。

その椎間板は線維の輪で囲まれていますが、前側にある繊維の一部に硬結があるのがわかりましたので、そこを調整しました。

脊髄硬膜(せきずいこうまく)は椎間板の後ろにあります。

脊髄硬膜と脳硬膜は一枚のシートのようにつながっています。

調整後、頭頂部の骨やその下の硬膜にあった食い込みが取り除かれ、ゆるみが出てきて、頭全体がリラックスできているのを確認して終了しました。

椎間板

椎骨→

椎間板→

左からみる

椎間板の周りの結合組織

前面からみる

椎間板の周りの結合組織の硬縮

椎間板を囲む繊維

椎間板を囲む繊維の中の右側の前面に硬結があって、椎間板が変形する

椎間板の後ろの神経

後面からみる

椎間板の左側の後面は膨らみ、椎間板の後ろにある神経とそのまわりの脊髄硬膜は延ばされながら上位の神経と硬膜を下に引っ張る(髄核が流れ出るようなヘルニアではなかったです)

脳硬膜と脊髄硬膜

あたまの神経とそのまわりの硬膜は下から引っ張られる

取り上げた改善事例は一例です。個人によって症状も治しかたや結果の出かたも変わります。

bottom of page