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動けない・だるい・脳脊髄液の問題

見かた治しかた

事故や病気の後に神経まわりに故障が起きてしまって、からだを動かすのに不便を感じているかた​に。

またはストレスなどにやられてしまったメンタルにも効果があります。なんとなくだるい、というかたにも。

脳脊髄液の解説
脳脊髄液の調整の様子

脳や脊髄の神経は、脳硬膜や脊髄硬膜のなかにあります。

そして脳脊髄液にひたされて浮かんでいます。

脳脊髄液は脳の中にある血管から産生されていて硬膜の中を上下に循環しながら神経に栄養を与え、神経からの老廃物を受け取って静脈に吸収されます。

​脳硬膜や脊髄硬膜はひとつながりの膜でできた袋ですが、ひきつれたり、硬結があったり、穴が開いたりすると、脳脊髄液の流れが滞ったり外にもれたりして流れが悪くなります。その結果、神経の働きも落ちてしまいます。

硬膜を調整して脳脊髄液の流れが良くなると、神経の代謝があがります。​​​

施術としては、故障したところ、不調を感じるところがはっきりしているときには事前にそのあたりを検査します。

そのあとは上の絵のようにただベッドに横になっていただくだけです。

​硬膜や脳脊髄液の流れ方を手のひらで感じながら調整します。

痛みなどはないですが、今までできなかった動きができるようになっていくため、途中から身体が新しい姿勢に向かって奥のほうから動く感じがあるかもしれません。

改善事例

改善事例①

左の腕のしびれがとれない

脊髄神経

硬膜

脊髄神経を包む硬膜

末梢神経を包む硬膜

脊髄神経

硬膜門

くも膜

詰まっていたところ

末梢神経

胸の筋肉のトレーニング(ベンチプレス?)をしているが、左の腕に痺れが出てきてその後長くなおらないという方でした。

肩や腕にいく神経は首のところにある脊髄神経から枝分かれして末梢神経を包む膜の中を通ります。

そのコーナーのところに老廃物らしきものが引っかかるように詰まって溜まっていたので取り除きました。

筋肉などは安静にしたりマッサージなどで回復していたようですが、痛みをかばう姿勢を長く続けていたためと思われます。

改善事例②

だるい・動けない(私の体験談です…)

原因としては精神的なストレスや肉体的なストレス、栄養不足など考えられるものはいろいろありましたが、それでも通常の動けない感じでないとき、硬膜の破れているところを探し出しましたら数か所見つかりました。

頭や首、背中にも見つかりましたが、全てねん挫の施療に用いるオステオパシーテクニックで修理できました。

神経を包む袋にしまりが出て、からだ全体にもしまりが出て、再びの一歩を歩みはじめることに。

神経の故障が少なくなりました。めったなことでは頭痛にならなくなり、寝違えも起こしにくくなりました。

取り上げた改善事例は一例です。個人によって症状も治しかたや結果の出かたも変わります。

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