やかべ オステオパシー ルーム
Yakabe Osteopathy Room
咳き込む・動悸・息切れ
見かた治しかた


紫色のが肺、肺に挟まれている赤いのが心臓、肺や心臓をかこっているおうど色の薄いわくが胸膜・心膜です。
心臓あたりに不調を感じる場合は心臓とそのまわり、肺や気管支に不調を感じる場合には肺や気管支とそのまわりを検査します。
心臓のまわりには心膜・肺のまわりには胸膜があります。心膜・胸膜や、それとつながる気管支・横隔膜・背骨・肋骨のあたりの調整で済む場合があります。
症状がどんな時に出るかは人によっていろいろでしょうが、症状が感じられない時でも、そのあたりに硬いしこりみたいなもの、または硬くなくても癒着しているところをを見つけられることがあります。
緩めておくと肺も心臓もふくらんだり縮んだりしやすくなり。、気管支はしなやかになります。だいぶ楽に感じられるようになります。
検査・治療の時、トップス脱いだり、着替えなおすなどの必要はありません。
改善事例
改善事例①
咳がなかなか止まらなくて困っていた方
風邪をひいているわけでもないのに咳が止まらないということでした。
気管支と肺を検査しましたところ、右の気管支軟骨の一部に空気のスムーズな出入りを妨げるような硬縮があったので調整しました。
以前に左側の股関節の調子が悪くて手術もした方でしたが、その股関節をかばってか、または、手術前からの癖だったのか、反対側の右足に身体全体を乗せていていました。また胴体だけでなく、首も頭も右に傾けた姿勢を長く続けていたようです。
片寄った姿勢を取りつづけると筋肉が凝り固まって痛みになるのはよくあることですが、骨(この場合は気管支の軟骨)が凝り固まってしまうこともあることです。
この方はその場で咳の問題は解消しました。
改善事例②
ちょっとしたことですぐ動悸の症状が現れる
心臓と心臓まわりの組織を見させていただきましたら、心臓のすぐ下にある横隔膜が、右回りにツイストして固まっていたので解除しました。
腰を左右どちらかに捻って生活する癖があるとか、首を左右どちらかに捻って生活する癖があるとか、自覚のあるなしにかかわらず、みなさんどなたにもあると思います。
胸は腰と首の間にありますが、胸を首とは反対の左右どちらかに捻って生活する習慣が続くと、横隔膜もそれに応じてツイストして固まってしまうことがあります。
胸は右に捻っているけど首は左に捻って生活が続いた場合、横隔膜と首の間にある心臓とその周りの結合組織ががツイストされて固まってしまってうことがあります。
すると心臓の自由な動きを妨げます。心臓の中や外にある自律神経や血管も一緒に動きが悪くなります。
動悸の原因は他にもいろいろ考えられるでしょうが、そのうちの一つを解除しただけでも効果は感じやすいです。即効性もあります。
取り上げた改善事例は一例です。個人によって症状も治しかたや結果の出かたも変わります。