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やかべオステオパシールームでは

​身体の中にはいたるところに膜があります。

筋肉のまわりには筋膜、関節膜、骨膜、

神経のまわりには神経周囲膜、くも膜、軟膜、硬膜、

血液やリンパ液を通す血管膜、

内臓のまわりには横隔膜、胸膜、心膜、腹膜、骨盤隔膜、

臓器の中にも粘膜、内膜、

ほかにも目、耳、鼻、口の中にも、いろいろな膜があります。

当ルームでは、膜も筋肉と同じように見ていきます。

凝ってかたくなって動きの悪くなった膜はゆるめ、

捻挫や打撲の後のように傷んでで不安定になった膜はぐらつかないように保護します。

手術やケガ、炎症などの後にできた膜どうしの癒着も、ほどいたりします。

​膜が整えられると、からだ全体のバランスが整う

筋肉も神経も血管も内臓も、あらゆる組織のひとつひとつが膜でできた袋で覆われています。

膜が健全でゆったりしていることはその中の組織が健全でゆったりと動けることになります。

ひとつひとつの膜の袋は前後左右両隣のそれぞれの組織の膜の袋と連結しているので、

一か所に硬く動きの悪い膜があると他の膜の袋を引きつらせたり、よじらせたりして、

他の膜の袋の中の組織の健全な動きを妨げます。

妨げられた組織の方が症状としてつらく感じられやすいです。

事故やケガなどで傷を負ったときには、その症状のあるところをきちんと見ます。

ですが身体全体を検査した結果、症状とは離れたところに施術することも多いです。

治療の流れ

問診

気になるところ、経歴など思いつく限り、言える限りでかまいませんのでご記入ください。

やってほしくないところ、苦手な姿勢なども、ありましたら思いだせる限りで構いませんのでお伝えください。

​検査では

病院やクリニックではないので画像検索や血液検査などはできなせんが、整形外科で行うような身体を動かしたりする検査はやります。

膜は全身につながっているので、全体としても、見ていきます

​治療では

オステオパシーは手技療法ですが、鍼灸のように鍼やお灸はやりません。

あんま・マッサージや、ツボ押しなどもやりません。

​カイロプラクティックでスラストと言われるバキボキ音がするテクニックは、オステオパシーで使う方もいますが、私は使いません。

膜は繊維でできていますが、繊維どうしくっついたり絡まったりして固まったところを、いったんもう一度固まってしまった方向に持っていくようにします。

絡んだ糸は引っ張ったり切ったりせず、一度たるませてからほぐすのと同じです。

オステオパシー用語では、そのやり方をカウンターストレインとか、アンワインディングとか、マッスルエナジーテクニック、などと呼んでいますが、そういったものを使います。

​内臓について
腹痛のイラスト(女性) _ かわいいフリー 腹痛.png

ヨーロッパやオーストラリアなどではそれほど珍しくないのですが、肩こりには肩をほぐしたり、腰痛には腰をほぐしたりとやるように、内臓にもほぐすやり方があります。

肩もんだり腰もんだりしてもまた元に戻ったり、なかなか治らない場合、内臓が原因とみられるときは、内臓に直接アプローチすると楽になるケースがあります。

検査でも治療でも、おなかをえぐったりとかはしません。内科のお医者さんが胸やおなかを軽くたたくのと同じくらい、またはもう少しソフトで痛みのないやり方があるので、それを使います。衣服の上から行えます。お気持ちに抵抗がある方は、前もってまたはそのつどお伝えください。

​これまでみてきた症例

頭痛・肩こり・むち打ちの後遺症・腰痛・ギックリ腰・坐骨神経痛・背中の痛み・手足のしびれ・ひざ痛・足の裏の痛み・よく捻挫をする・骨折のあと回復が遅い

咳き込む・胸の痛み・おなかの痛み・生理痛・排卵痛・便秘・頻尿など。

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