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施術者紹介

私は身体がもとからあまり強くなく、薬が効かないタイプのようです。

大病はそれ程ないものの、病院に行っても治らないことばかりでいました。

30代なかばごろに、身内の介護をきっかけに一気に体調を崩したので整体院に通い続けることになりました。

そこではよくしていただいていたのですが、通常の整体では扱いずらい身体のだったようです。

担当の先生に「オステオパシーなら治る」といわれました。

その整体院ではオステオパシーはやっていなかったので、続きはオステオパシーの学校に通いながら自分の身体も治療し、ついでに仕事にもしようということになりました。

オステオパシーは欧米では教育設備が整っていて、国家資格を持って従事できるのですが、日本ではそうもいかないので、私は民間の学校で学びました。

海外から来日した先生のセミナーに参加したり、または海外に行って学んだりした方から教わりました。

オステオパシーは検査も診断も治療も、目で見て判断したり、指で触れて手の感覚で診断したり施術したりします。学校に通い始めのころは学校の先生にたくさん治してもらっていましたが、機器はなくても、人に背中を揉んでもらわなくても、やり方によっては治せるので、慣れてくるとだんだん自分で自分の身体を調整するのが趣味になりました.。(笑)

はじめてオステオパシー学んだ日のことです。

腰骨の中でも真ん中にある仙骨という骨を整えるという課題で、学生同士にお互いペアを組んでとりくみました。

「カウンターストレイン」というオステオパシーのなかでは一番基礎になるテクニックした。

うつぶせになってもらって、仙骨にに手のひらを当てて、ただ仙骨が動きやすい方向を感じて、そのあとを追うのです。

(仙骨は、肋骨が呼吸で動くように、仙骨も呼吸で動きます)

相手の女性の方はある程度テクニックをを学んできたかただったので、手の置き方とか動かす方向とかお聞きしながらでした。

終わったあと、先生がそばにきて「すごいな」と言いました。

何がすごいのかわからなかったけど、次の週の授業のときに、彼女に「戻らないの」と言われました。

彼女は子宮を以前に摘出していたと、後から聞きましたが、その後仙骨の不調は戻ることなかったようで、しばらくしてから再婚した、と本人から聞きました。

偶然かとも思うけど、その後のことですが、これは男性ですけど腰骨に施術した後、数か月後再婚した、とか、胃の施術をしたら数か月後に上手くいかない奥様と離婚した、とか、お腹の不調を治したら、しばらくしてお姉さんと一緒に暮らしていたけど独立して一人暮らしを始めた、とか、いろいろと後になって話を聞くと、やっぱりなんか関係あることもあって、ぶり返さない治療は身体だけでなく生活スタイルにも元に戻りにくくする影響を与えることもあるのか、とも思いました。

ただ肩が凝りにくくなった、ケガしにくくなった、というだけのももちろん普通にたくさんあります。(笑)

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