やかべ オステオパシー ルーム
Yakabe Osteopathy Room
当ルームの特徴

筋肉だけでなく、神経、血管、内臓 全身に張りめぐらされている膜、あたまも検査・施術の範囲です。
血管とか神経とか膜とかを通じて不調のと ころにを影響を与えている場所を見つけて治すこともします。
*腕がしびれるのは首のこりのせいだったとか(首のところにある腕に行く神経が詰まってた)
*右の背中が痛いのは胆嚢炎のせいだったとか(胆のうのうしろの背中に反応したり)
内臓について

ヨーロッパやオーストラリアなどではそれほど珍しくないのですが、肩こりには肩をほぐしたり、腰痛には腰をほぐしたりとやるように、内臓にもほぐすやり方があります。
肩もんだり腰もんだりしてもまた元に戻ったり、なかなか治らない場合、内臓が原因とみられるときは、内臓に直接アプローチすると楽になるケースがあります。
当ルームでは、検査でも治療でも、おなかをえぐったりもんだりゆすったりとかはしません。
内科のお医者さんが胸やおなかを軽くたたくのと同じくらい、またはもっと痛みのないやり方があるので、それを使います。
衣服の上から行えます。施術の前にお伝えします。
膜についての説明

この写真は筋膜です。(赤いのが筋肉でその間にある白い糸みたいなのが筋肉と筋肉の間の筋膜です。)
身体の中にはいたるところに膜(まく)があります。
筋肉も神経も血管も内臓も、あらゆる組織のひとつひとつが膜でできた袋で覆われています。
膜が健全でゆったりしていることはその中の組織が健全でゆったりと動けることになります。
ひとつひとつの膜の袋は上下に前後に左右にそれぞれ隣同士の組織の膜の袋と連結しているので、
一か所に硬く動きの悪い膜があると他の膜の袋を引きつらせたり、よじらせたりして、他の膜の袋の中の組織の健全な動きを妨げます。
妨げられた組織の方が症状としてつらく感じられやすいです。
膜が整えられるとからだ全体のバランスが整う
コリでかたくなって動きの悪くなった膜はゆるめ捻挫や打撲のあとのように傷んでで不安定になった膜はぐらつかないように保護します。
手術やケガ、炎症などの後にできた膜どうしの癒着も、ほぐしたりします。
事故やケガなどで傷を負ったときには、その負ったところがつらいのはもちろんですが、
身体全体を検査した結果、症状とは離れたところに施術することも多いです。
膜のつながりを画像で見る
※解剖の絵が9枚出てきますが、見慣れない方には刺激が強くてすみません。

実はよく見るとオールインワンのボディースーツなのですが、皮膚のすぐ下を覆う全体の膜とみてください。
一か所のひっぱりが身体全体に影響します。
ひっぱる場所は様々ですが
ほかをひっぱる膜が硬くて動きが悪くなってしまった原因は
筋肉が凝っていてとか
怪我や手術の後の瘢痕とか
あわない食べ物や薬で内臓に炎症がおきたそのあととか
体を動かさない生活(その部分を動かしてなくて)で硬くなってしまったとか。

肩の皮膚を取りのぞいた絵です。
筋肉や神経・血管の表面全体を覆って薄く白く光っているのが筋膜です。

右腕断面図です。
筋肉は何本もありますが、赤い筋肉を覆っている白く丸い枠が筋膜です。
奥まで入り込んでます。
筋肉どうしをはがすと見えてくる筋膜は下の写真の感じです。


内臓の断面図です。
右側の空洞が胃、その下に脾臓、左のひょうたんの形のが肝臓です。
見にくいですが胃や脾臓、肝臓ののまわりをかこむ白い膜のわくが見えます。
内臓に挟まれた真ん中下あたり に見える背骨のまわりや、その少し右上の赤色の大動脈のまわり、さらにその少し左上の青色の大静脈のまわりにも白いわくがあります。
身体の表面に近い筋肉のまわりにもあります。

おなかを前から見ています。
真ん中あたりからドレープ状に伸びているのが小腸の膜です。
癒着が大きいと蠕動運動を妨げます。

頭の上の部分です。唐突な絵を出してきてすみません。
はがされた白い膜は硬膜です。
脳の上をカバーするガーゼみたいなものはくも膜です。

半円形の白い膜は右脳と左脳の間の硬膜です。
頭のの奥まで入り込んでいます。

左下の白い膜は大脳と小脳の間に入り込んだ硬膜です。
硬膜は、脳の周りを取り囲み、また、脳とその周りの動脈・静脈や、脳脊髄液がうまく働くためのスペースを確保しています。
出典)Netter解剖学アトラス・プロメテウス解剖学アトラス アナトミートレイン
えぐい画像を最後まで見ていただきありがとうございます。